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EPレコードとは、Extended Playの略で、アナログレコードの一種です。
アナログレコードって?
アナログレコードとは、音溝という溝に音の情報を記録し、それを再生するレコードのことです。
EPレコードの特徴
EPレコードには、以下の特徴があります。
- サイズ: 直径7インチ(約17cm)
- 回転数: 45回転
- 収録時間: 片面約5分〜8分
- 収録曲数: 2〜3曲程度
EPレコードのメリット
EPレコードには、以下のメリットがあります。
- 音質が良い: LPレコードに比べて回転数が速いため、音質が良いと言われています。
- 手軽に楽しめる: サイズが小さく、手軽に楽しめる
- コレクション性: ジャケットのデザインや収録曲など、コレクションとしての価値も高い
EPレコードのデメリット
EPレコードには、以下のデメリットがあります。
- 収録時間が短い: 片面約5分〜8分しか収録できないため、アルバムなどを楽しむには不向き
- 再生機器が必要: レコードプレーヤーがないと再生できない
EPレコードが使われていた時代
EPレコードは、1950年代から1980年代にかけて、シングル盤として広く普及しました。当時、音楽は主にレコードで聴かれており、EPレコードは、新曲やヒット曲を手軽に楽しむためのメディアとして人気がありました。
現在のEPレコード
現在では、音楽配信サービスやCDの普及により、EPレコードの生産量は大幅に減少しました。しかし、レコードブームの影響もあり、近年では再びEPレコードの人気が高まっています。
補足
EPレコードには、ドーナツ盤と呼ばれる、中心に大きな穴が開いたものもあります。これは、ジュークボックスで再生しやすくするための工夫です。
関連用語
- LPレコード: EPレコードよりも大きく、長時間収録できるレコード
- レコードプレーヤー: レコードを再生するための機器
- 音溝: レコード盤に刻まれた溝で、音の情報を記録している
これらの用語も合わせて覚えておくと、より理解が深まります。
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